こんにちは!
MITOMOです^^
私は非正規雇用で雇われた経験が2社あります。
ひとつは大手旅行会社の契約社員、もうひとつは、教育機関の講師です。
旅行会社の契約社員の仕事は、仕事内容が正社員と変わらないにも関わらず、あまりにもワーキングプアな状態だったので1年で早々に見切りをつけて辞めてしまいました。
25歳くらいの時でした。
その後に就いた教育機関の講師は、拘束時間も短く何かと融通が効き、既婚&子持ちの女性にとっては働きやすかったので10年続いています。ただ、この仕事も非正規ですので、1年更新かつ昇給はありません。
今は良いのですが、この仕事だけだと将来は全く期待できません。
Contents
非正規社員の平均年収に落胆!女性の賃金の低さがすごい

非正規社員という立場って、今はもう右肩上がりに増えていますよね。
2019年現在、非正規が10人に4人にとも言われています。
具体的には、パート・アルバイト・契約社員・派遣社員という働き方です。
教育機関や公的機関だと、非常勤や臨時職員とも言いますね。
たとえいかに仕事ができる人だとしても、正社員の雇用が本当に少ないので、新卒で正規雇用の座を掴めなかったり、一度そのレールから降りてしまうと、もう一度正社員になるのはなかなか難しいのが今の実情です。
仕事的には社員よりも非正規社員は責任も少なく「楽」なこともあるかもしれませんが、それよりも切実なのは「収入の少なさ」だと思います。
現に、非正規雇用の特に女性の年収は200万円にも満たないとも言われています。
私も、旅行会社の総務で契約社員で働いていた時は、総支給でも180万円くらいだったと記憶しています。
国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査を元に、1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与を簡単な表にしてみました。
雇用形態 | 平均年収 |
正規(男性) | 559万円 |
正規(女性) | 386万円 |
非正規(男性) | 236万円 |
非正規(女性) | 154万円 |
男性と女性の差があるのもすごく気になりますが、注目すべきは女性の非正規の年収の低さでしょう。
年収150万円足らずだと、家賃を支払うこともかなり困難なので、実家暮らしでないと生活が成り立たないと思います。これでは自立できませんし、一人暮らししたとすれば本当に生きるためだけに生活するような状態です。
もちろん、あくまでも平均であって、これが全てではありませんが、私も含めて非正規がどれだけ頑張っても、年収250万円が限界ではないでしょうか。
非正規社員に夢はない?平均年収で分かる老後2000万円問題

女性は結婚や出産など、ライフステージの変化が激しく、正規で働いていたとしても非正規に転換せざるを得ないという状況もあるかもしれません。
しかし、女性の非正規の平均が150万円くらいなのを踏まえると、単純に計算して25年働いたとしても生涯年収で約6250万円しか稼ぐことができません。
昇給もボーナスも期待できませんので、計算が簡単にできてしまいます。
当たり前ですが、稼いだ金額をそのまま残しておくことは不可能ですし、そもそも生活にほぼ消えてしまうのでほとんど残りません。
また、年金についても非正規だと厚生年金に入れない場合もあるので、自分で国民年金を払っていくと、支給額はだいたい月々5万5千円くらいです。
老後は2,000万円必要という話も出てきていますが、非正規だとどんなに節制してもその金額を貯めることはほぼ不可能かなと思います。
そう考えると、非正規のままずっと働き続けることはかなり将来が危うく感じませんか?
5年以上働いても昇給なし?将来の想像がつく働き方でいいの?

非正規社員は年収が低いだけではなく、かなりの割合で昇給やボーナスはないですし、雇用の保証もありません。
2013年に労働契約法の改正で、「5年ルール」というものが言われ始めました。
非正規雇用で同じ職場で5年以上働いた場合、無期雇用に転換しなければならないというものなのですが。
そもそも、これは非正規労働者を守るために作られた法律ですが、現実的には、会社側から雇い止めされるきっかけになってしまったり、低賃金のまま無期雇用でずっと働くような状況を創り出しています。おそらく給与はほとんど上がらないと思います。
つまり、経営者にとっては、とても都合の良い立場になってしまうということです。
ただ、非正規の状態を脱却しようと思っても、なかなか難しいのが日本という市場です。
普通に転職活動をしても、正規雇用で採用される確率はとても少ないですし、雇用自体も希少です。あっても、ブラック企業だったり。
ですので、正規雇用というのは、よほど前職で成果を出してヘッドハンティングされたりとか、市場価値の高いスキルを持っていないと、転職という形で正規雇用を実現することは本当に難しいことだと思います。
非正規社員は副業でスキルを得るべき!資格よりブログをすべき理由

では、非正規から脱却するのが難しいとしたら、もう諦めるしかないのでしょうか。
少し前の私も、「自分の稼げる金額」の限界が見えてしまっていたので、将来をほぼ諦めかけていました。
看護師資格のように何か就職に強い資格を取ることも頭をよぎりましたが、考えれば考えるほど、勉強する時間と費用に見合った対価が得られるとは思えませんでした。仕事としての経験もないので、すぐに転職できる見込みもないとも思ったんです。
であれば、副業で収入を増やすということに力を注いだほうが得策だという結論に達しました。
なので、私はまず正規雇用を目指すのをやめました。
なぜなら、正規雇用はまだまだ副業が禁止されているところが多いからです。
正社員も終身雇用が難しいとも言われ、副業を推進するような流れになっていますが、実際にそれがすべての会社で実現するのはもっと先になると思います。
なので、副業のしやすい非正規のまま、ダブルワークという形で副業をしようと考えたのです。
働かない時も稼働する仕組みを作る
私が副業として選んだのは「ブログ収益化」という仕事でした。
どういう流れでブログに辿り着いたかはプロフィールを読んでもらえれば分かると思います。
https://lifeline-keep.com/mitomo-profile/
ブログは、インターネットに繋がるPC1台あればどこでもできる仕事なので、帰宅後やカフェで作業することができます。
とにかく、ブログという働き方を知って、愚直に実践してみたところ、開始して半年後には月収10万円、1年後には30万円を達成するまでになりました。
副業向きと言われる在宅ワークは、他にもいろいろありますが、一番ブログがおすすめの理由は、自分が働いてない時も収益を上げてくれるというところです。
自分が書いた記事はコンテンツとしてブログに残り続けるので、きちんと正しいやり方で多くの人に読まれるように書いておけば、長期的に稼いでくれる資産になります。
ブログのスキルはマーケティング業界へも有利
自分のブログで読まれる記事を書くということは、サイト運営とマーケティングのスキルが必須になります。
これは徐々に身につけていくものなのですが、これらのスキルが身につくと、自分の市場価値がかなり高まります。
ですので、自分のブログで収入を得られるだけではなく、サイト構築を依頼されたり、サイト運営を教えたり、またはマーケティングの会社に転職したり、いろいろとキャリアの幅が広がります。
スキルを得ながら収益も得られるという仕事、他にはあんまり聞きませんよね。
そして私は、このブログ収益化の仕事を副業としてやるようになり、将来への不安が激減しました。
何より、雇われずに自分の力でお金を稼ぐことができるという自信ができたのがかなり大きいと思います。
ブログを選んで本当に良かったと心から思っています。
まとめ
自分の成長や収入アップのために自己投資をすることの大切さは、言うまでもありません。
自分のスキルは財産になりますからね。
ただ、同じ金額を払って自己投資をするなら、ダイレクトに収入に直結するもののほうが良いに決まってます。
難易度の高い資格を一生懸命勉強して取得しても、結局食べていくことができないのなら、意味がありませんよね。持つメリットとしては、ハクがつくことくらいでしょうか。
ぜひ、『ブログ収益化』という働き方、頭の片隅に置いてみてくださいね!
きっと、将来助けになるものだと思いますよ♪